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ガラス大手の旭硝子(AGC)の中国における建築用板ガラス事業を担う旭硝子特種玻璃(大連)有限公司は、eSMのヘビーユーザーであり、運用開始は2007年までさかのぼる。当時からeSMに厚い信頼を寄せる、同社の桑野誠司副総経理と譚営業部長に話を聞いた。
桑野 我々が主に取り扱っている製品は建築用なので、経済環境に左右されます。昨年までは、毎年2桁成長の右肩上がりでした。政府が建築物の省エネ化を進める方針を示してから、サッシやガラスもそれを実現する重要な要素となりました。そういった背景もあり、当社の省エネ効率の高い製品の認知度が上がり、採用が増えていきました。
しかし今年上半期からは、中国経済の減速で市場に変化が起きはじめています。ガラス、サッシは建物が建たなければ売れませんが、その建物の建つスピードが非常に遅くなっています。新規建築申請